私たちの人生にはさまざまな困難があります、人間関係・病気・死など、この世に人間という身体をいただいた者には避けては通れない道です。また生まれながら持った霊的な体質でお経を必要とする人たちも多くいます。この難に出会った時、皆が心を傷つけ苦しみます。
私たちの身体も病にかかった時、傷ついたとき必ず薬を飲み薬を付けます。「心」も同様病にかかったとき、薬が必要になります。この薬がお釈迦様の教え「仏教」であり「妙法蓮華経」の教えです。
是好良薬 今留在此 汝可取服 勿憂不差
「この好く効く薬(お経)を今ここに置いておくから、自分たちで取って飲みなさい。
飲めば必ず苦しみから
解放
されるでしょう」
妙法蓮華経 如来寿量品第十六
日蓮大聖人はこのお経を読み唱え信行することで、転ばぬ先の杖となる精神を持つことができ、また心病ある人には心に刺さった針の山を一本一本抜き取り、襲いかかる降魔を悟して仏にする利益をいただけることをお約束しています。