6月1日 月例御祈祷会

6月1日 月例祈祷会を厳修致しました。

 

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この日は諭達というものを用い、住職より法話がありました。
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論達とは辞書によると、

「役所から人民に触れを出し、さとすこと。また、その内容」とあります。

当宗(法華宗)に於いては大本山の御貫首からの発信になります。

 

↑論達に目を通して頂きたいのですが、

檀家離れ、寺離れ、寺と檀家との関係性の希薄化を危惧される内容が説かれています。

 

当住職によると、本来この論達にはこのような内容は説かれることはなく、

本来であれば正法(法華経、お題目)の流布に励むことを御貫首が宗門内の僧俗に訴えかける内容が多かったというが、

論達にこのようなことが説かれ、ぐうの音も出ない昨今の寺院情勢についての私見を述べられました。

 

記 善隆 合掌

 

 

 

 

 

 

 
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5月19日 御供養会

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5月19日 御供養会を厳修しました。

 

この日は先ず先日の福寿稲荷大善神祭、無事厳修の御礼の挨拶と、

その時に法話をされたお上人の信心の在り方に感銘を受けた話をさせて頂きました。

 

我々の布教の方法として「ご法話、お説法」というものがあり、

これは話を通じて大衆に信心、信心の在り方をお伝えするという布教方法であります。

現代の僧侶の多くは人々に「わかり易く」ということを旨に日蓮聖人の歴史や教え、法華経の文などを抜粋して自身の経験などと照らし合わせたりして法話説法をします。

しかしながら古くから妙信寺とご縁ある先日来山くださった上人は、

とにかく「お稲荷様を信じてください、必ず救ってくれます、必ず助けてくれます」

とお話しされます。

恐らく話している人の「信心」というものが希薄であればこの話は全く伝わらないのでしょうけれども、この上人のお話はもの凄く心を討たれるものがあります。これを感じるのは私だけではありません。

これを受け感じたのは法話の原点は「信じてください」これに尽きるんだと。

まだまだ修行不足の私にはこのような境地に至れないですが、願わくば20,30,40年後、この上人のように「信じる者は救われる」という話を檀信徒さまへお話したいな、と切に思った次第であります。

 

記 善隆 合掌

 

 

 
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5月3日 福寿稲荷大善神祭

 

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5月3日 福寿稲荷大善神祭を厳修しました。

福壽稲荷様というのは、普段は御宝前右に安置されている当妙信寺の守護神であります。

年に一度このお祭りの日だけ御宝前中央に移動頂き、皆で当神様に感謝御礼を伝える法要であります。

そして、この福寿稲荷祭の折には、各家庭に祀られている守護神をお持ち頂き、各家庭の守護神にも日々の御礼のお経をあげさせて頂きました。

 

昨年の今日はまだコロナは「新型インフルエンザ等感染症」でありましたが、

今年は5類感染症になった後ということもあり、長年続いてきた「コロナ禍」という雰囲気がなくなりご祈祷時も大衆と向かい合い、マスクなしでお経をあげられるようになりました。

 

法要後には本年97歳になる先代住職より乾杯の挨拶を頂き法要を締めくくりました。

2年ほど前から痴ほう症が入り調子の善し悪しがありますが、この日はとても調子が良く大きな声でお題目を一緒に唱えておりました。こうして高齢になっても一緒に唱題修行ができるのも福寿稲荷様の大きな大きなお力だと感じました。

挨拶時に文脈こそ定まらないですが「ありがとうありがとう」と述べており、この「ありがとう」が衷心より出されているものだと誰しもが感じたことと思います。どうか来年のこの日も皆の前で乾杯の挨拶してほしいなと、孫目線でお祈りした次第であります。

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その後は場所を川崎駅に移し久しぶりに懇親会を催しました。

開基日浄上人のお言葉「法要後には供養の席を設けなさい」

を久々に実践でき、乾いた喉を潤しながら日頃の他愛ない話で盛り上がりました。

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約4年振りに通常の「福寿稲荷祭」を厳修できたかと思います。

「普通こそが何よりも尊い」という事を強く感じた一日でした。

 

 
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