妙信寺ブログ

7月22日23日 盂蘭盆施餓鬼法要

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7月22日 新盂蘭盆施餓鬼法要

7月23日 盂蘭盆施餓鬼法要

を厳修致しました。

 

数年前より、23日の盂蘭盆法要では沢山の方がお参りに来て下さる為、

新盆を迎えられる新たな檀信徒の方々には前日に日を設けさせて頂き

新盂蘭盆の法要をさせて頂いております。

 

23日の法要には約200人の方々にお参り頂き、

また法要には組寺の5ヶ寺の御上人方に出仕して頂きました。

法要前には盂蘭盆の由来、我々が普段使っている「お盆」という言葉のルーツを辿ると、

元々はサンスクリット語(インド語)の「ウラバーナ」(逆さづりの苦しみ)という語からきていて、ご先祖様をウラバーナから救うということからお盆という習慣が始まりました。

というお話しをさせて頂きました。

 

年間を通して盂蘭盆の法要は檀信徒の方々が一番お参りに来て頂く日です。

毎年、大勢の檀信徒をお迎えするにあたり、準備諸々大変な事も沢山ありますが、

檀信徒の方々のお参りする姿を見ておりますと、

そんな疲れも忘れさせてもらい、更に精進しなくてはと思うばかりです。

 

大きな法要を無事何事を無く厳修させて頂いたことを

この場をお借り致しまして御礼申し上げます。

有難う御座いました。

 

 

 

 

 

 

 

 
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7月1日 祈願会

7月1日 祈願会を厳修致しました。

法要前に可延定業御書を御拝読、解説致しました。

可延定業御書

夫れ病に二つあり。一には軽病、二には重病。重病すら善医に値うて急に対治すれば命なお存す。何にいわんや軽病をや。業に二つあり。一には定業、二には不定業。定業すら能々懺悔すれば必ず消滅す。何にいわんや不定業をや。

法華経第七云 此経則為閻浮提人病之良薬 等。

現代語訳

そもそも、病気には二類あります。その一つは軽病、他の一つは重病です。重病でさえも、名医を得て早く治療すれば回復して命を長らえることができます。まして軽病が治しやすいことはいうまでもありません。また、我々の知らない過去の営みを現在に影響させ、現在の営みを未来に影響させるところの永遠不滅のはたらきにも二類があります。その一つは定業であり、他の一つは不定業 です。報いを受けることが過去の世から決定している定業でさえ、よくよく懺悔すれば必ず消滅します。まして不定業が消滅しないはずがありません。法華経第七巻の薬王菩薩本事品に「この経は、全世界の人々の病気の良薬である」と説かれています。

 

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6月18日供養法要

6月18日(日)午後1時より、供養法要を厳修いたしました。法要に入る前、ご遺文の拝読・解説をさせて頂きました。合掌

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「松野殿御返事」

魚の子は多けれども魚となるは少なく、菴羅樹の花は多くさけども菓になるは少なし。人も又此の如し。菩提心を發す人は多けれども退せずして実の道に入る者は少なし。都て凡夫の菩提心は多く悪縁にたぼらかされ、事にふれて移りやすき物なり。    等々日蓮在御判 南無妙法蓮華経

「現代語訳」
魚の子は多いが、そのなかで成魚となるものは少い。菴羅樹の花は多く咲くけれども実になるのは少い。人もまた同様で、仏道を求める人は多いけれども、途中で退転しないで真実の仏道に入る者は少ない。まったく凡夫の仏道を求める心などというものは薄弱であって、悪縁によって迷わされたり、障害に遭ったりすると、変わり易いものなのです。

 

 
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