妙信寺ブログ

9月1日 月例祈祷会

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9月1日 月例祈祷会を厳修致しました。

この日は連日日本列島に多大なる被害をもたらしている台風10号の影響を懸念しながらの法要でありましたが、幸いにも台風は熱帯低気圧に変わり、関東圏には来ずに北陸地方へと進路が変わり小雨の天候の中、法要に臨むことができました。

とはいえ、台風接近の天気予報であったため、少人数の法要を予測しておりましたが、この日もいつもと変わらぬ沢山の人達にお参り頂き感謝感謝であります。

 

法要後、住職より「お盆の総括」ということで話がありました。

ひとえに法華の信仰といえど、地域性が多く関わってくることをお盆で地方の有縁寺院に出向いた際に感じた話をされ、それぞれの地域での信仰、寺業務の在り方について法話されていました。

 

世間、ニュースでも多く取り上げられている「寺離れ、墓離れ、仏事簡素化」。

都会の良いところでもあり怖いところでもある、人々の興味を帯びると拍車を掛けるが如くうなぎ上りに人気は上昇するが、逆に興味を削がれた途端、その逆の大暴落の目にあいます。

 

この変化が目まぐるしい時世、どのような形態でお寺を護持していくかを慎重に考えて参ります。

 

記 善隆 合掌

 

 

 

 

 
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8月15日唱題行

終戦から79年を迎えました。全国戦没者追悼式が日本武道館において挙行されましたが、当山に於いても、戦没者慰霊のため、檀信徒の皆さまと正午の時報に合わせて、お題目太鼓を打ち鳴らしながら約40分間(約1000題目)の唱題行を厳修いたしました。檀信徒の皆さま大変お疲れ様でした。

唱題行修行の後、住職よりお施餓鬼法要時に必ず唱える法華経授記品第六の一節の重要な経文、「如以甘露灑(にょいかんろしゃ)除熱得清凉(じょねっとくしょうりょう)如従飢国来(にょじゅうけこくらい)忽遇大王膳(こつぐだいおうぜん)」の解説がございました。この経文は甘露をそそがれることにより熱が除かれ、清凉を得るがごとく、飢餓の国から来た人がたちまち最高のご馳走の前に座るが如くと言う意味で、お釈迦様の弟子達が、お釈迦様から「あなたは未来世において成仏する」と言う予言を受けたその悦びを表現したお言葉です。

また一階大広間において、今まで控えていたお素麺の御供養があり、皆様美味しく頂いておられました。

檀信徒の皆さま猛暑の中、お参り有り難うございました。 合掌 善徹記

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8月4日送り火の会

令和6年8月4日(日)午後5時より、本年新盆を迎えられたご遺族様等を対象に、送り火の会を開催いたしました。夕方とは言え猛暑の中、ご参加された皆様には大変お疲れ様でした。

本堂に設営された、白木のお位牌とお灯明が置かれた指定場所に、参加者の皆様は着席され副住職の司会で送り火の会は始まりました。

はじめに副住職より大切なご家族を亡くされ、悲嘆や喪失感を抱えておられるご遺族の皆様に、この会の趣旨および進行について説明があり会は進められました。

住職が導師となり、参加者全員で御題目をお唱えし、各自自己紹介を行った後に、皆様の心の中の想いを語って頂きました。

一巡したところで全員が階下に移動し、玄関前に設置したお焚き上げ用の焼却炉に白木のお位牌、想いを記載した散華を投入し、住職と共に御題目をお唱えしながら、各自御霊の成仏を祈りました。合掌  善徹記

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