令和6年10月12日(土)および13日(日)の両日に亘り、宗祖日蓮大聖人御報恩第七百四十三遠忌御会式大法要に住職と共に出仕いたしました。初出仕のため、私の家族も参拝いたしました。有り難い限りです。
12日は午後5時より始まる御逮夜法要出仕のため、13時48分新横浜発「のぞみ37号」に乗車、時間通り15時44分に京都駅に到着いたしました。本能寺へはタクシーで行くつもりでしたが、タクシー乗り場はお客さんの長蛇の列で、乗るのを待っていたのでは、御逮夜法要に間に合わないので、地下鉄で向かいました。なにしろ私にとっては得度以来10年目の初出仕です。気持ちの方が焦ってしまい、何が何だか分からず、時間に急かされて漸く法要に間に合った次第です。衣帯を着用して、座配所で座配席次確認し入道を待ちました。入道は一番下座の私が先頭でしたので威儀師の後に続き、比較的緊張せずに行道することが出来ました。法要中に3回自席で起立して声明を唱和しながらの散華がありましたが、これも初めての経験であり、見よう見まねでお勤めをさせて頂きました。緊張でゆとりが持てないまま御逮夜法要を勤めさせて頂きましたが、正直精神的に疲れた一日でした。法要の終わりに、表彰式があり、当山住職は兼任している薬王寺の住職となって30年記念の表彰を受けられました。誠におめでとうございました。
13日は午前6時より朝の法要があり、10時より御正當法要がございました。住職と共に御前様にご挨拶をした後、衣帯着用後、座配所で自分の座配席次を確認し入道に備えました。昨日と同じく威儀師の先導で行道し自席に着座し、お勤めをさせて頂きました。お陰様で昨日より少しは精神的にゆとりを以て法要に臨めました。法要後住職および私の家族と記念写真を撮りました。
御会式法要に臨むに当り、緊張で非常にストレスを感じましたが、とても良い体験をさせて頂きました。有り難うございました。合掌 善徹記