妙信寺ブログ

5月21日 月例供養会

5月21日 月例供養会を厳修しました。

 

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日蓮聖人の御遺文

「麒麟の尾につけるダニの一日に千里飛ぶ」

という御遺文の一節も用いお話をさせて頂きました。

伝説の聖獣「麒麟」。

やはり皆さん一番に想像されるのは一番搾りのビールなんですね!笑

 

ダニのような行動範囲が僅かな虫でも伝説の聖獣 麒麟の尾につけば自らでは到達することできないであろう境地にも達する事が出来る

という意義をお話させて頂きました。

大聖人の言わんとする「麒麟の尾」はおそらく真実の教えである「法華経」のことを示すのだと思います。しかしながら、檀徒に法華経を信じればこんな功徳がありますよ!と伝えたところで中々うまく伝わらないのが真相です。

檀徒様に法話を説く前に自分が如何様に大聖人のお言葉を感じ、信じられるか。

ここに尽きるかと思います。

 

この料理を本当に美味しいと思っていない人にその料理を勧められても食べたいと思いません、

この洋服を本当にかっこ良いと思っていない人にその洋服を勧められても着たいと思いません、

まずはお坊さんが心から法華経、大聖人を信じる事が布教のスタートラインだと感じました。

先ずは自分が麒麟の尾を信じ、信心のご修行に励みます。

 

合掌 善隆 記

 

 
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5月3日 福寿稲荷祭

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令和5年 5月 3日

 

福寿稲荷大善神祭を厳修し、

有縁の各聖そして多くの檀徒とともに妙信寺守護神に報恩のお経を捧げました。

 

例年法要後には直会の席を設けておりましたが、疫病禍により直会もできなくなってしまいました。本年は疫病による規制も緩和してきたという世情を鑑みて3年振りに直会を再開致しました。

 

「法要の後にはご供養の席を設けなさい」という、開基上人の教えを久しぶりに学ぶことができ、普段のお寺の参拝時だけでは取れない檀徒とのコミュニケーションをとることができ大変喜ばしく思います。

 

これを機に従来のお寺の行事も復活させていきたいと願うばかりであります。

コロナの長い長いトンネルにもようやく光が差し込んできたように思います。

 

 

合掌 善隆 記

 
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4月16日 月例供養会

令和5年4月16日(日)供養法要を厳修いたしました。

コロナ感染症は徐々に上昇に転じており、また九波の怖れがあるようです。これから夏に向けて外国の観光客も急増しており、再拡大が心配ですね。

読経前御遺文を拝読させて頂きました。難解な御遺文を檀信徒の皆さまに、どのようにお伝え出来るか迷うばかりですが、勉強を重ねながら少しでも前進出来ればと思っております。檀信徒の皆さまアドバイスを宜しくお願い申し上げます。

本日は持「持妙法華問答抄」の拝読、併せて現代語訳を拝読し若干の解説をさせて頂きました。

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「持妙法華問答抄」

只須く汝仏にならんと思はば慢のはたほこをたをし忿りの杖をすてて偏に一乗に帰すべし。名聞名利は今生のかざり我慢偏執は後生のほだしなり。嗚呼恥づべし恥づべし恐るべし恐るべし。

等々日蓮在御判 南無妙法蓮華経

「現代語訳」

ただあなたが仏になろうと思うならば、慢心のはたほこを倒し、瞋の杖を捨てて、ひとえに一仏乗の法華経に帰依すべきです。名聞名利は今生だけの飾りであり、我慢や偏執は後生の足かせです。まことに恥ずべきことであり、恐るべきことです。

さて本日は供養法要です。御遺文拝読後、方便品、自我偈、神力偈、咒陀羅、御題目、此要と続き、檀信徒の皆さまと共に、自我偈太鼓三転読修行を行いました。

終わりに住職より挨拶があり、本日の参拝のお礼と、妙信寺グリーフのタイトルにつき、新しいことを受け入れる挑戦、喪失を支えるお寺の可能性が提示されました。今後妙信寺として、悩みや喪失感を持っておられる方に、少しでも寄り添える妙信寺グリーフ活動でありたいと願っています。

檀信徒の皆さま、本日はお疲れ様でした。合掌 善徹記

 

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