3月20日 春彼岸法要を厳修致しました。
コロナ禍以降、午前午後の2座に分けて法要を行っております。
寺族とも話しますが、大きな法要を2座に分けるという気づきはコロナという「禍」から学ばせてもらったなと、つくづく思う次第であります。
さて、お彼岸とは仏道修行実践週間であります。
毎年お彼岸の法要ではお彼岸にすべきである修行方法6つを紹介させて頂いております。
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧。
1つずつ説明、解説しても難しいご修行は何一つございません。
優しく、規律を守り、怒らず、怠けずに、落ち着いて、学びを大切に。
と言う意味であります。
要はお彼岸とは日々の「当たり前」を見直し、「当たり前」に感謝をすべき週間なのです。
願わくば「常彼岸」の精神を保ちつつ、日々を過ごしたいものです。
季節の変わり目ですので、どうかご自愛くださいませ。
合掌 善隆 記