11月1日(金)午後1時より御祈祷会法要を厳修致しました。初めに御先祖供養について、平成12年6月号の無上道より、浅草長國寺ご住職 井桁凰雄上人が寄稿されました法話「先祖供養の第一歩」についてご紹介をさせて頂きました。お上人は日蓮大聖人の「忘持経事」のご遺文を引用され、我々が暮らして行けるのは先祖の始まりである両親、父親と母親であり、一番最初に両親の供養をしないで、知りもしない何世代も前の先祖にどうやって手を合わせられるのでしょうか?今自分がいることに有難うございますと感謝して親に接することが何よりも大切です。と同時に子孫に対して恥ずかしくない生き方をしなければなりません。何百年前の先祖に手を合わせたから先祖供養は足りていると思わないで、今自分の親から手をかけて、そこから先祖供養の第一歩を踏み出して見て下さい。子供に手をかけて、そこが先祖供養の第一歩だと感じて下さい。と結んでおられました。有難うございます。とても参考になりました。
また本日は御祈祷会です。読経の後、お題目太鼓の中、撰経による御祈祷が住職よりなされました。檀信徒の皆様は御祈祷を受けられ心身ともにスッキリとされたものと存じます。
終わりに住職より、ご挨拶および十二支の一つである戌について、その意味することの説明がありました。 善徹 記