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12月1日祈願法要

令和6年12月1日(日)午後1時より、祈願法要(月守り札授与)を厳修いたしました。肌寒い気温でしたが、好転に恵まれ、午後には暖かな法要日和となり、多くの参拝者がお参りに来られました。有り難うございました。

毎月1日は祈願法要です。前半は供養会で、方便、自我偈、神力偈、咒陀羅、檀信徒の皆さまと太鼓を打ちながら、お題目修行を厳修いたしました。

後半では住職により、ご祈祷を厳修いたしましました。速いテンポの自我偈、咒陀羅読誦、祈祷肝門を唱えながら木剣によるご祈祷があり、続いてお題目太鼓が打ち鳴らされる中、檀信徒の皆さまへ撰経を当ててご祈祷をされました。

終わりに住職より、先に開催されたグリーフの会で檀信徒の辻内美帆さんが2年前、自身の長女に先立たれたことに関し、美帆さんより現在の心境が語られた後、ご遺文「光日房御書」を拝読されたことに触れ、誰のお経よりも、辛い体験をされた人の言葉ほど、人の心を動かし、感銘を与えるものはないとの話がありました。まさしくその通りと感じた次第です。さらにグリーフ活動が宗門でも少しずつ浸透しつつあるとの話がありました。

終わりに本年も後1ヶ月を残すのみとなり、お寺運営に対しご協力を頂いたことへのお礼、並びに来年に対するご協力依頼が檀信徒の皆さまにあり、本日の法要を終了いたしました。檀信徒の皆さま本日は誠にお疲れ様でした。合掌 善徹記

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