令和6年2月4日(日)午後1時より、厄除・方位除会法要を厳修いたしました。天候は雪が降ってもおかしくないほど、厚い雲が立ち込めた寒い1日となりました。本日は有縁のお上人2名の御出仕を賜りました。誠に有り難うございます。
法要前に本堂入り口玄関前で、住職、副住職、有縁のお上人および檀信徒有志による水行が厳修されました。寒い中誠にお疲れ様でした。
本日は厄除・方位除法要です。この寒さにも拘わらず、多くの参詣者がお参りに来られました。
今年は厄年、方位除けの方が多くおられました。
始めに勧請文に続き、報恩供養として自我偈、唱題の読経および回向供養が行われました。
祈願経では大太鼓に合わせて、副住職が叩く自我偈三辺読、咒陀羅、祈祷肝門を唱えながら木剣祈祷が厳修され、全員でお唱題を唱える中、特に厄除けの方、方位除けの方、それに檀信徒の皆さまに、各御上人方より手分けをして、撰法華経を檀信徒の皆さまの身体に当てて、祈願した後、ご順にお焼香に回って頂きました。久し振りの撰経で皆様気分もスッキリとされたのではないでしょうか。
また法華御籤を引く希望者もおられました。御籤の内容の説明を受ける方もおられました。
終わりに住職より挨拶があり、長らく途絶えていた、節分の豆撒きを行うとの話があり、住職、副住職、厄年の方がご御宝前の前に立ち、段ボール一杯の、お餅、お菓子、種銭を檀信徒の皆さまに「福は内」のかけ声と共に撒きました。本堂内は大きな歓声に包まれ、ビニール袋一杯の菓子を手にして、嬉しそうな子供さんの顔がとても印象的でした。このような行事が何時までも続くことを願っております。 合掌 善徹記