8月1日 焙烙灸祈祷会を厳修致しました。
月例の1日御講会が日曜日の晴、焙烙灸ということで例年より多くの方にお参り頂きました。
、、、と書きたいところですが、
翌日2日から緊急事態宣言が再び出されるということで、数名から欠席されるとのご連絡を受けました。
残念ですが仕方ありません。
コロナ禍に於いての判断、価値観は人それぞれです。
ご無理をなさらずにお参り信仰して頂ければ何よりです。
お参りや信仰がストレスになってしまっては逆効果です。
心当たりがあるときにはお参り頂き
心当たりがあるときにはお休みください。
さて、暑気払い、中風除け、頭痛封じで知られる焙烙灸祈祷です。
僧侶は直接にお灸を添えることができないので(直接だと医療行為に当たってしまう為)、焙烙の上からお灸をのせ信者様の健康を願う祈祷です。先人たちが残してくれた智慧の一つだと思っております。常の御祈祷から大衆のご健康は願っているものの、このような形で実際自らの頭部に熱さを感じ、その熱さ我慢の最中お経を聞いて自他共に願えば得られる徳も倍々になることと願います。
酷暑の日々が続きますが健康にはくれぐれも御留意頂き各々の御修行をして参りましょう。
合掌 善隆 拝