令和3年7月1日(木)午後1時より御祈祷会を厳修いたしました。朝の内は強い雨が降っていましたが法要が始まる頃には雨も止み安心しました。
毎回毎回同じことを書くのが嫌になるのですが、今日も書かねばなりません。マスク着用、手の消毒、窓開け換気等、特にインド型変異ウイルス感染症が従来型と置き換わり、東京では第五波が起きつつあり、1日の感染者数が二千人と言う数字も出て来ているようです。横浜も例外ではありません。ワクチンに期待するしかないのかも知れません。
東京五輪もいつか知らない内に開催の方向に向かっており、開催によって感染が更に拡大しないことを願うばかりです。
お寺といたしましては、いつものようにしっかりと、取り得る限りの感染防止対策を講じて参ります。
読経前に「則遣變化人」の話をさせて頂きました。私達は無意識のうちに誰かの助けを受けていると言うことがあります。
後で気がついて見ると、ああ!あの人が仏様が遣わせてくれた變化の人だったんだ、と思うことが多々あります。妙信寺でも薬王寺でも、變化の人に助けられております。本当に有り難いことです。
私達は常に誰かのお陰で、日常生活を送っていると言っても過言ではないでしょう。日々感謝の気持ちを忘れず生活することが如何に大切かと改めて教えられます。
今月も御祈祷はご宝前での御祈祷となりました。住職、副住職による心のこもった木剣による御祈祷の後、いつもなら檀信徒の皆様一人ひとりに撰経を当てるのですが、暫くはそれも叶いません。でも気持ちは十分に伝わっているものと存じます。
終わりに住職より挨拶があり、お盆法要を18日、19日の2日に分けて行うこと、11月頃に妙信寺グリーフケアの集まりを立ち上げたい旨の報告がありました。 合掌 善徹記