6月20日、御供養会を厳修致しました。
連日の梅雨空に悩まされておりましたが、久々の晴れ間に恵まれ有難い限りです。
今日の法要では、永くに渡り妙信寺の総代を努めて下さったご信徒の納骨法要も合わせて行いました。法要後には住職よりこのご信徒のご遺徳について述べられました。
このご信徒は開基上人に付き、昔の妙信寺時代(下末吉にお寺が在った頃)からご尽力頂いた方でしたが、晩年は体調を崩し今となってはこのご信徒様のお顔をわかる方も片手で収まるほどになってしまいました。
しかしながら、旧妙信寺を支えてくださったご信徒の納骨法要に現妙信寺を支えて下さっている檀信徒が遺影でしかそのお姿を知る事のないお骨に向かい、お焼香するお姿には時代の流れを感じると共に法灯の継承の真髄を見させて頂いた気がし感謝の一言に尽きます。昭和の時代、「お寺に生きた」故人もお喜びになってくださったのかなと拝察する次第であります。
長く続いた3度目の緊急事態宣言も本日を持ち宣言解除です。
自粛生活大変ストレスも溜まり日々のお疲れ拝察致しますが、どうか気を緩める事なく自他共に「罹らず、移さず」頑張って参りましょう。
合掌 善隆 記