1月17日(日)午後1時より供養法要を厳修いたしました。緊急事態宣言下ではありますが、窓明けによる換気、マスク着用、アルコール消毒、ソーシャルディスタンスの確保等の予防対策を講じて実施させて頂きました。本日は供養法要です。読経に続き檀信徒の皆様と共に、太鼓を叩きながら自我偈を三転読いたしました。
法要前、コロナ禍の今こそ、私たちに必要と思われます、「普賢菩薩勧発品第二十八」中の「少欲知足」の一文を拝読させていただきました。
終わりに、住職より檀信徒の皆様に、参拝お礼等の挨拶があり、お題目三唱で本日の法要は終了いたしました。皆様大変お疲れ様でございました。 合掌 善徹記
妙法蓮華経「普賢菩薩勧発品第二十八」
是人心意質直。有正憶念。有福徳力。是人不為。三毒所悩。亦不為嫉妬。我慢。邪慢。増上慢。所悩。是人少欲知足。能修普賢之行。
「訳文」
このひとは、心が素直であって、正しく記憶する心があり、福徳の力があるでしょう。この人は貧(むさぼり)と瞋(いかり)と癡(おろか)の三つの毒のために悩まされることはないでしょう。また嫉妬や、自己に執着するおごり高ぶり、間違った高慢、思いあがった高慢のために悩まされることはないでしょう。この人は欲望が少なくて充分だということを知っており、よく普賢の行を修めるでしょう。