11月1日(日)午後1時より、祈願会(月守札授与)法要を厳修いたしました。コロナ禍の中、マスク着用、三密を避け、窓を開放しての法要です。それでも多くの参拝者がお参りに来て下さいました。有り難うございます。
読経に続き、住職による御祈祷がございました。残念ですが濃厚接触を避けるため、撰経は当てられません。御祈祷の後、檀信徒の皆様のお焼香があり、法要は無事終了いたしました。
法要後、住職より挨拶があり、約30年以上に亘る僧職生活の中で、これから力点を置いていく事項として、現在多くの方々が、苦しみや、悲しみを抱きながら生きている現実。そしてどこにも、その悩みや苦しみを語れる場所がないと言う思いを持っている人に対して、悲しみや苦しみを語ることのできる場所を提供して、一人ひとりが抱える苦悩、姿を見つめ、人々との共感の場を開き、心のケアを行っていく「グリーフケア」の活動を実施して行きたい主旨の説明がありました。共感される方も多くおられ、非常に重要な取り組みだと感じた次第です。合掌 善徹記