去る3月21日、彼岸会を厳修しました。
思い返して見ますと、
昨年の彼岸法要では季節外れの雪が降り
「暑さ寒さも彼岸まで」というお決まりにご挨拶もできず、
ストーブを出したり雪かきをしたりと、
バタバタしていたのを鮮明に記憶しております。
今年は数日前から21日は雨の予報でしたが、
見事に朝一番で雨は上がり快晴の中、法要を厳修することができました。
日本代々続く仏事週間となる、
春、秋の「彼岸」と夏の「盆」。
どうしても「盆」に比べるとお参りの数は減ってしまいますが、
今年も写真からもわかるように沢山の檀信徒様にお参り頂きました。
先祖供養の大切さ尊さを参詣者の方々と共に学んでいきたいと思っております。
この日は供養の一つ、「塔婆供養」についてお話をさせて頂きました。
昨今、塔婆供養が減る中、幸いなことに妙信寺では沢山の塔婆を上げさせて頂いております。
供養、祈りを形にしたものが「塔婆」です。
彼岸、盆、法事の時だけでなく、ふと思い立った時でも結構です。
報恩感謝の塔婆を建立しご供養なさって頂きたく思います。
合掌 善隆 記