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6月17日供養法要

6月17日(日)午後1時より供養法要を厳修いたしました。読経前に四条金吾殿御返事のご遺文の拝読をさせていただきました。苅谷日任上人法話集「心と魂のお話、法華信者の生活」の中で、四条金吾殿御返事の「苦楽」のことについて法話をされておられます。、苦をば苦と悟って努力を続けてゆくと生活が真実となり、いつの間にか苦痛が楽しみになる、とご教示されておられます。苦しくても諦めて放り出すのではなく、毎日毎日を大切にして不断の努力を続けていくことが大切だとつくづく感じた次第です。法要後住職よりご挨拶ならびに水無月、梅雨について分かり易く法話がなされました。善徹記

四条金吾殿御返事
ただ世間の留難来るとも、とりあへ給うべからず。賢人・聖人も此の事はのがれず。ただ女房と酒うちのみて南無妙法蓮華経と、となえ給へ。苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて、南無妙法蓮華経とうちとなへさせ給え。これあに自受法楽にあらずや。いよいよ強盛の信力をいたし給え。
等々日蓮在御判 南無妙法蓮華経

「現代語訳」
ただ世間の種々の難がおこっても、とりあってはいけません。賢人や聖人でも、この留難はのがれられないのです。ただ女房と酒を飲みかわして、南無妙法蓮華経と唱えていきなさい。苦をば苦とさとり、楽をば楽とひらき、苦しくても楽しくても南無妙法蓮華経と唱えていきなさい。これこそ自受法楽ではありませんか。益々強盛の信心をしていきなさい。

写真はご遺文拝読、法要風景、住職による法話

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