6月1日 13時より祈願会を厳修致しました。
法要前には崇峻天皇御書を御拝読解説させて頂きました。
崇峻天皇御書
蔵の財よりも身の財すぐれたり。
身の財より心の財第一なり。
この御文を御覧あらんよりは、
心の財をつませ給ふべし。
現代語訳
蔵の中に山ほども財を積むことができても、身体が弱くては何にもならない。だから蔵の財よりも自分の身体に備わった財のほうが秀れている。また身体がどのように健康であっても、心が豊かでなくては何にもならない。だから心に備わった財が第一である。この手紙をご覧になったら、心の財を積み上げるように心掛けなさい。
心が第一と仰せられた大聖人の御遺文を用いて、
供養も同じように故人の事を心から想うことが何よりも尊い供養であり、
それがまた自分の功徳となり心の財になるのではないか。
という話しをさせて頂きました。